2人の約束


「今日さ、一緒に帰ろうよ」
「うん!わかった。まってるね!」
だからホラ!部活に行ってきなよというにおされて
部活に行くオレだけど今日の部活は集中できたもんじゃない。
一緒に帰れるのがうれしかったり、ちゃんと話せるかな…とか。
頭の中グルグル回って何度モモカンに怒られたことか
(実はそれも頭に入ってきてなかったり)

部活が終ってオレは一目散に着替えた
着替えをさっさとすまし、部室に居るみんなに
「オレ今日はみんなと帰れないや、バイバイ!」
と伝えて部室を飛び出した。
と待ちあわせ場所の自転車置き場
暗くなったそこにはちゃんとがいる

、待たせてごめんね、帰ろうか」
「うん!練習お疲れ様、実はねちょっと練習見に行ってたんだよ」
「え!?見に来てたの?オレ気付かなかった!」
「いいよー。影からちょこっと見てたんだし。でもちゃんと勇人見えたよ!」
「あー今日のオレダメダメだっただろ?すげー監督から怒られたんだぜ」
「そうなの?あたしには勇人かっこよくしか見え…なかった…よ」

こんな会話にお互いが恥ずかしくなり
少しの沈黙。耐えかねたオレは、小さくありがとう。と言った
そのあとも2人で色々話したけど、やっぱり何かギクシャク。
おれはふいに思い出したように提案をだした。

「今度部活休みがあるんだ、だからさ、そのときどっかでかけない?」
「ほ、本当!?」
「うそじゃないよ!いつもには寂しい思い?させてるし。
パーッと遊びに行こうよ!」
「うん!じゃあさ、その日までの計画立てようよ!!」

すごい嬉しそうなの顔を見てオレまで嬉しくなって。

、じゃあさ、オレの自転車の後ろ乗って!んで、計画たてよ!家まで送るし!」
「いいの?じゃあ…お願いします…」
「よし!では、●月×日デートの計画を考えよー!!」

オレ、ちょっとテンション上がりすぎてたのかもしんない。
でもとのこれから考えるともっと楽しみが増えるんだ。
だからさ、これからも…楽しみが増えるといいな!


(このことが言いたくて今日帰ろうなんて言ったのは気付いたかな?)


「!!勇人!デートって!?」
「え?デートじゃないって思ってたの?」
「…そんなこと思ってないけど…あんまり大きい声で言うことじゃ…ない」
「あはは。かわいーな!」